縁日
はじめからずっと自由
生きて、死ぬこと





私は看護師をしています。人が息絶える瞬間に何度も立ち会ってきました。
先日は私の夜勤中に急変した患者さんがいて、家族を呼び、結果、家族に囲まれて亡くなられました。
心拍が徐々に下がって行く中で、誰ともなく思い出話が始まり、
ろうそくが溶けるように、あぁもうすぐ火が消えてしまう、その瞬間に家族が揃っている。
こういう最期の看取りって結構難しくて、複雑で、こうして穏やかな最期を迎えられるって稀なんです。
今、私は終末期について勉強中なんですが、自分の人生に直結することも多々あるので
家族でよく自分の最期がどうありたいかを話しています。
今は自分の最期をどうしたいのか公的な書面もありますからね。
ふふ。まじめな話しちゃった。